一本いっとくぅ?と自問自答しながらユンケルをたまに飲んでいるヴォクです。みなさん、こんばん波。
受験生みんなが戦略的な受験勉強をしていることと思う。勉強の成果は自分で立てた戦略により左右される。
大きな戦略は自分で好きに決めたらよいだろうが、細かい戦術面は相手(入試)を見て臨機応変に対処すべきときもあるだろう。
私立中入試、私立高入試、私立大入試、国公立大入試と異なり、公立高入試は教科書範囲からしか出題されないため、特殊テクニックがいらない。
だから何の問題集をやるかではほとんど差はつかない。僅差はつくが。
大差がつく要素の主なモノは2点。
ひとつは、(みかみ先生の用語でいうところの)負荷。同じ問題でも速く解けるようになるために、制限時間に負荷をかけた練習が効を奏する。45分の問題を30分で解けることの有利さはたしかに存在するだろう。速く解けたら、見直しに余裕が生まれる。メリハリをつけて、難問にじっくり取り組めるようになる。100点を狙うためには欠かせないポイントとなるだろう。
もうひとつ。どんな問題集をやるかではあまり差にならない。記述量の程度の差こそあれ、公立高の入試では基本的なものをかんぺきにできることが要求される。9割超えの点数をとりたければ、決めた問題集をかんぺきになるまで繰り返しやるのがいいだろう。(英才先生の用語でいうところの)オセロ理論。○●○○●○でなく、○○○○○○にすること。もちろん試験勉強にこれで十分というラインはないので1冊よりは2冊がよいが、何冊やるということよりも前に、今、目の前にあるその問題集が完璧のペキペキになるまでやるかどうかが点差をつくる。
負荷理論とオセロ理論は、秋・冬の総仕上げ期の学習では意識しておきたい部分だと思う。
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