今日の中学3年生。
模試の過去問を2セット、自宅で解いてきていた。
数学の点数がとりきれない場合には大別して(赤虎さんの先日の記事にあった3ではないが)3つの理由があるんじゃないか。
1、わからない。
2、わかったけど計算があわない。
3、時間切れ。
今日の中学生は制限時間いっぱいの45分でいったん印をつけ、その後延長して60分まで解いてきていた。45分時スコアと60分時スコアのダブル採点がなされていた。業界用語でいうところの二段階自己採点だ(だからそんな用語ないからっ!)。
驚いた。
模試の模試としての正確な結果判定と、意地でまだ解きたかったものを解いた分と。時間があればまだ上昇した分が一目瞭然。
時間があればまだまだスコアが上がり、目標の点数(いつ聞いてもそれが変わることはなかった)に届くかもしれないこともわかった。
もう解法は知っている。あとは制限時間との戦いという要素が秋の課題になることがわかった。本質的であろうとあるまいと速解のテクニックも使ってゆこう。
画像は高3の問題集。〈35→20〉などと問題文の後ろに書かれている。ご想像の通り、はじめは35分解答時間がかかっても最終的には20分で解きたいくらいの意味である。
この子が秋から伸ばすべき部分もここの点になるだろう。
しかし、今週の模試を目標にしてきた。秋を言い訳にしない。
結果を出すのにも模試と同じく制限時間がある。この子もまたこの夏、厚かった。全力で地味に厚かったんじゃないか。
だから自分の相撲をとれるといいね。