キー坊はハクション大魔王の瓶の上がセッツポジションなのだが、ある日玄関のヴォクの靴の上に落ちていた。ヴォクの茶のクロックスは片足が玄関の外だった(爆)。
キー坊が動くことは普通はない。彼は不動のキー坊で通している。こんなことはキー坊がウチにきて三年ではじめてのことだ。
キー坊のイスは安定していてそうなかなか突風が吹いても動くことはない。
その日はヴォクが何人かの子を怒鳴ってしまった日だった(鬱)。
どういうわけかはわからないが黄色蛙のぬいぐるみキー坊にまでボヤキが伝染してしまったのだろう。
キー坊は以来、しばらくヴォクの書斎の座布団(5枚重ね)の上に引き籠もっていたのだが、今日が復帰初戦(戦い?)だった。
授業後、キー坊は昔と同じ瓶(ハクション大魔王の瓶の正式名をわすれちゃいました)の上で笑っていた。
いつもと変わらないいやしのスマイルだった。
ヴォクはポンっと、彼のお腹に軽くタッチした。
(画像のカエルちゃんはその親戚です。神戸のくもちゃんよりはかわいいかな~、って。かな~、って(笑))