普通、懇談(面談)ていえば、お土産が付きものだ。ヴォクも大き目の塾に勤務していた頃は、
学習計画とか、約束を書いた紙とか、鉛筆とかグッズとかなんだかんだ用意して面談していた記憶がある(遠い記憶なのでもはやおぼろげ・・・)。
受験生に進路の希望を確認するためにたまに面談をすることがある。
志望校を聞くのが目的なので、なんだか情報をいただくばかりでヴォクはなんにも用意していない。
逆になにかをいただいてしまったりでかえって恐縮してしまう。(今日は公立高校の来年度の入試情報をいただきました。説明会参加前だったので、ありがたいです。ありがとうございました。)
せっかく時間をとって何かの情報を教えていただいたら、その代わりに、授業にメッサ反映させる。
その学校を受験するのに必要な情報は全部集めに走るし、その学校の試験傾向を再調査してカリキュラムを組む。その学校にあった問題集も選べます。その学校にターゲットを絞ったプリントもつくれます。
受験より1年以上時間のあるこれまではむずかしめの問題集で難問に取り組んで実力養成の修行をしたり、定期試験の対策をしたり、検定の準備をしたりだったが、受験学年になったら、あれやこれやの無駄はもったいなくなる。
やっぱり受験に出る問題にはすこぶる強くなるような勉強をしたいと思うのだ。ラスト1年はね。
だから、第一志望校(=受験校)を、この時期に知っておく必要がある。併願校も念のため知っておく必要がある。
そうしてターゲットを明確にしたらあとは、まっすぐにしつこく、進んで行くことがしやすいと思うのだ。
そんなわけで、志望校を教えていただきます。それが決まったら本気のスタートを切ります。
全員合格といっても、1年前から行きたかった学校に進むのと、直前に受験校を変えて合格した学校に進むのとではまた少し意味合いが違うだろう。学校が決まっていなかったのなら別だが、行きたい学校が決まっているのに、1年後にその学校に合格できなかったとしたら、その責任の1パーセント(?)はヴォクにある。
今年の受験生も来年の受験生も、その志望校に合格できるように、アシストします。当たり前ですが、以上、進路懇談に手ぶらでのぞむ、のぼやきでした。