いよいよ、今日ですね。
ぼくから一言、応援です。
「試験受けられるの?ついてるね★ついてる、ついてる、ついてるね!」
ほなね。
あっ、余談です。
ヴォクも15歳の冬に高校受験しました。
その日の朝のことです。朝、味噌汁も飲み、ちょっとだけ早めに余裕をもって駆け足で家を出たヴォク。
ヴォクは今でもそうですが、約束の時間よりずいぶんと早く現地につく習性があります。
ふっ!今日はがむばるぜぃ!青空がヴォクの味方だぜぃ(楽観的なヴォク)!!
ずこっ!(いきなりつまずく音)
え・・・?
何だか家の前の小石に足をとられ、・・・
「こけちゃいました(マラソンの谷口選手っぽく)。」
でね、ヴォクは当時からベンゾウ先生ルックつまりはド近眼だったのですが(0.1なんてもちのろんありましぇんでした)、そして、よく考えたら予備メガネさえ用意していなかったんです。
でね、こけちゃった、そのあと、
パリっ(レンズが割れる音)。
「割れちゃいましたっ!(マラソンの谷口選手っぽく)」
しばらくセロテープでくっつけたり、アロンアルファでくっつけたり半泣きしたり笑ったり。
でね、ふと気がつくと、そろそろ入場のタイムリミツトってやつが来ていたのです。
やっべ。急がないと遅刻して試験が受けられなくなっちゃう。
やっべ、まじやっべ。
走り出した15の朝。道の途中で手を挙げて呼びましたとも。乗りましたとも。想定外のタクシーに。
「目がよく見えないので、鶴丸高校までいって下さい!時間がないので、急いでください!」
裸眼で(0.1ない)。
細目で(見えます、見えますっ)。
キツネ目バージョンで。
でね、もういいや、試験問題が見えるだけでもいいからとにかく間に合ってって思ったのです。
この日のために毎晩勉強してきたから、せめて試験は受けさせてって思ったんです。
間に合って。
間に合ってって。
タクシーって!試験日の朝にタクシーって!
う~ん・・・金がもったいない(違うか~~~!)
・・・
なんとか鶴丸高校の試験会場(つまり学校)に時間ぎりぎりに到着したヴォクは、なんとか細目の悪人相で試験教室へたどりつき(てゆうか、なぜかヴォクのシングルマザーはつきそってくれてないし(笑))、
試験開始時には、まるで何事もなかったかのように、机の前のいすの上に座っていましたとも。ついてる~!
はじめてすわる椅子は机と固定式で(わかります?)、すわりづらいこと(笑)でも、すわれてる。ついてる。
で、問題用紙と解答用紙に至近距離でくらいつき(逆に集中して)解きました。試験を受けられてる。ついてる。
間に合っただけでもよかったと思っていたので、めがねがないことは途中から忘れていました。
ウフ☆
というわけで、なんとかして試験会場にたどり着いて、がんばってきてください!!
ついてるよ☆ついてるついてるついてるよ☆
あのときのぼくのツキがあなたにも届きますように。