ヒカリブログ

上尾市にある学習塾光塾

なにをどれくらい勉強したらいいの(2)

過去問は解くためだけにあるのではない。何が出るかを見るためにもある。

教科数、深さ、広さ、時間(処理速度)、配点、試験回数、試験タイプ(センター利用か記述かマークか)そういう要素を分析し戦略が立てられる。合格体験記なんかをたくさん読んでもよいだろう。いや読むべきだ。

今回(2)は教科数の話。

教科数が多いとかセンターが入ることはすなわち問題難易度が高過ぎないことを意味する。「広い問題」ってことだ。国立型。苦手科目がひとつや二つあってもなんとかなるかならないかの見極めが大事。

覚悟を決めたら猫みたいな好奇心で全科目をやればよい。

一方、教科数が少ないってことは大体において深さが問われる。難関大の理系数学なら難しく、文系社会なら気が遠くなるくらいにマニアックで、文系英語ならめっさ量があり情報処理速度が問われる。私立理系一般入試は理科と数学が得意でないと難しいし(さらに早稲田大、慶應大は理科が2科)、私立文系一般入試なら社会選択なら重箱のすみまで暗記しまくらねばならぬし、文系でも数学選択なら数学12ABを理系なみにしっかりやらねばならない。(私立大学のセンター利用入試ならセンター利用科目だけをとことん極めたらよい。90パーセントをとるつもりで。勉強材料の過去問がたくさんあるから対策が立てやすい。)

覚悟を決めたらその科目の予備校講師になるくらいのつもりでやる。

「なにをどれくらい勉強したらいいの」でも書いたが自分に合う入試を探すことはいささかもズルイことではない。

自分の強みを生かすという当たり前のことを入試に適用することなのだ。

そんなわけで、僕は高1の指導では強みを作ることをまず考えている。

公立高校入試なら(5科目の配点や傾向が似ているから)弱みをなくすることが合格への近道だが、大学入試は(多様だから)自分の強みを生かすことが近道である。