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どうでもいい話(111)

書物を大切に扱うのと成績は比例する。

一生モノの本を手にしたら、すぐにカバーをかけるのがいい。

そうしたら何冊も買わなくても、長く使うことができる。

本なんてどう使っても一緒?

いや、気持ちの入れ方がかわってくる。

その一題には作問者の魂がこめられている。

出題者が命を削ってその問題を作成し、編集者は魂をこめて解説を作成している。

そのようなものをとりあえずさばくように処理するのか、それとも、自分のモノにしよう、

身につけようと考え、じっくりと楽しむのか。

お米を食べる。

流し込むように飲み込むのか、1粒1粒をガン見して、農家のこと、水のことを考えながら

おいしいな、おいしいなといいながら食べるのか。

書物にはじめにカバーをかけたときに、もう成果の半分が決まっているようなものだ。

突破口なんてものはいつでもギリギリのやっとのことで通過できるような小さなもの。

何回でも執念深くアタックしてようやく道が少しだけ開けるようなもの。

そのできばえに感動して何回でも読みたくなるような本がある。

その美しさにうち震え、保存用にともう1冊手に入れたくなるような本がある。

2冊買って、1つを好きに使うのか、1冊を大切に一生つかうのか。

書物の声はどんなだろう。

ありがとう。僕はあなたに読まれてありがとう。

ありがとう。おもしろい本を読ませてくれてありがとう。