受験理科で、滑車・輪じくとてこ・ばねの力のつりあいの単元がある。苦手とする子が多い単元だ。今年も多くの私立中で出題されそうだ。
二つのポイントがある。
1本のひもにかかる力はどこまでも同じ(ずっと同じの定理)。
物体はその物体に直接触れているものだけから力を受ける(タッチの定理)。
この二つの定理を使って力をかきこんでいく。ここも導入に丸1~2時間はかけている。はじめに習う時に完全理解すること、これが一番たいせつだと思う。
中途半端にやると何回やっても完成しない。80パーセントを何回かけても100パーセントにはならないのだ。
だから20題も40題もやらなくてよい。
まずは典型的な10題をかんぺきに理解することだ。
入試問題はその派生に過ぎない。
ゆっくりたしかにね。