よく宿題はどれくらい出すのかと聞かれる。
勝手にすすめてくる子供たちが多いのであんまりぼくからは出さない。どれくらいやってるかは見ている。宿題と名のつくものは中学生のタフな子に対してでも週に3~5時間分だ(結論)。
(あとはおまけだが)学年一位をとりたい子はそれを二回やったり、間違いを暗記したりしてかんぺきな状態で授業にきている。
(高学年は予習と復習もしないのなら塾へ通っても仕方がない。予備校生だって気の利いた人は予習復習くらいする。)
たまに宿題をしない子を見かけるがやらないのならぼくたちは宿題は出さない。出し続けてもやらないのならやめるしかないじゃん。宿題がなくなったらアレ?見放された?と子供はきづく。
宿題を出してくださいと保護者に言われるたびにぼくは複雑な気分になる。
宿題は出さないはずがないのだ。
宿題を出さないのは子供の成績を考えていないか、出してもやってこないとわかっているからではないのか。
宿題の出し方については毎日考えている。出すだけで終わらない、それが宿題だよね。
ぼくは宿題は嫌いだった。出たら内職ですませて家では好きな本を読んで勉強していた。
塾には通ったことがないので分からないが宿題はやっぱり好きではないかな。
それもありいわゆる宿題的な宿題は出さない。
算数なら問題演習と解き直し。
理科社会なら暗記。
英語なら長文音読が基本(英文丸暗記)。
数学なら予習が基本(1月中に3学期分を終える)。
国語なら要約が基本(段落の内容を掴む)。
塾でやれないから家でやる。塾でやるのはもったいない作業部分だから家でやる。そういう種類のものを課している。
極論したら家でやるのは?ハテナさがしと解き直し・暗記。それが宿題だよね。
わざわざ宿題なんか出さなくてもどこをやるかはあらかじめ決まっているのだ。
予習と復習だよ。これよりほかにある?