時間、集中、環境のつぎは一緒にやる、だ。自転車にのれるようになるまでそっと後ろから支えたりして練習するよね。
子供がズンズンとやれている場合は放置でよい。
そうでないなら一緒にやる。
過保護なママ塾ですがなにか?とサクッと言い放とう。
独学やママ塾パパ塾の場合、どこまでやるか、どこまで教えるかという問題がある(経験値が小さいので量がわからない)。
理科社会は知識がたくさんでてくるが全部やっていたら日が暮れてしまう。
単元別に「到達目標」を知るためのバイブル本が必要だ。ママ塾なら予習シリーズでお母さんだけが予習して、メモリーチェックと他の演習本を子供に与える(予習シリーズはかくす)、こんな感じになる。ママ塾ならだ。
中学受験なら日能研のメモリーチェック理科と社会、四科のまとめの国語と算数、これは「到達目標」を示す良書だ。
とくにメモリーチェックは日能研だけではなく、栄光やサピックスや早稲アカでもすすめられている本だ。ヒカリでは全員つかっている。本屋にガツンと平積みはうそじゃない。
使い方としては中途半端にやっても効果は出ない。
前にSABにも書いたがなめるように理解しながら、左ページのすべての語句を覚えるまでやる必要がある。まとめノートやチェックペンも使う。
他の本で発展的問題をやるのは6年になってからで充分だ。
5年のうちにこれらの本を最低でも三回転くらいさせておくとよい。
もしも予習シリーズですすめて消化不良になるくらいなら(本のポテンシャル120*吸収30率パーセント=習得値3600ヒカリ)、メモリーチェックをかんぺきにこなす方が効果がある(メモチェポテンシャル90*吸収率90パーセント=習得値8100ヒカリ)。
メモチェに絞った学習で難関校受験を突破した例は枚挙に暇がない(ラ・サール、開成)。
難関校ほど知識ではなく考察問題を出すので理科社会は暗記して知識を増やしすぎても点数に直結しないというのもある。
東大では暗記問題は極端に少なく社会では点をとりすぎないように作問されていることは有名だ(作成スタッフが公言していた)。
最後に、暗記はつらいものだ。資料集やまんがを眺めることをしながら楽しくすすめよう。
のび太・かつお(1、2)と一見矛盾するようだが、親が勉強しなさいという(だけで一緒にやらない)のと、親が一緒にやる(教える、一緒に覚える)のとは全く次元が異なる。
ママ塾をぼくはいささかも否定していない。
完全独学なら予習シリーズ、ママ塾パパ塾ならメモチェ、短期限定独学ならメモチェ・・・、ケースに応じて推薦図書も変わる。