上尾市にある学習塾 セルフラーニング光塾

浦和 大宮 浦和第一女子 東大京大進学指導. 小学生, 中学生, 高校生のための私塾. 難関校進学の夢をあきらめないあなたを東大出身プロ講師がサポートします. 無学年式でいまの位置と志望校の入試をクリアする2地点をスロープ状階段状につなぐカリキュラムを利用して、セルフラーニングで勉強を進める個別指導学習塾 光塾は, 上尾市内の, 桶川市との境めにあります。

上尾市 桶川市 個別指導 学習塾 セルフラーニング光塾

のび太、勉強しなさい。かつお、勉強しなさい。(2)

子供は放置しても勉強するものだ。

要素3、環境。

じゃあ、親になにができるというのだろう。

親は何もせずにひたすら待てばいいのだろうか。

むしろ、ぼくは待てましぇ~ん(トラックの前で浅野温子に向かって再び叫びながら)!!

勉強をしなさいとも言えない。勉強を与えることもできない。

聞かれたら教えるとか自らどんどん教えるとか?

そういうのもあるかもしれない。

ぼくは環境だと思う。勉強するとどんなにいいことがあるのかを知らしめること、勉強が身に役立つということをわからしめること。

勉強したらどんなにいいことが待っているのか生活の中で知らせることだ。

なんでステーキが食べられないのか、それはステーキをたべるだけの資産がないからだ。

なんでアパートにしか住めないのか、それは一軒家を買うだけの力がないからだ。

なんでテニスシューズがニシムタの安売りなのか・・・。

ぼくの親は僕に言った。

うちは生活保護なんだからあんたくらいはしっかりしなさい、と。

ぼくははい上がりたいの一心で勉強した。

いいことがあると確信していたので迷いはなかった。

そして、いいことはあった。

大学の教官は入学面談(最近の国立大は面倒見もいい)で、ぼくに伝えた。

その面接用紙には学生の環境(奨学生か否か、家族のこと)まで書いてあった。

「今後はもう大丈夫だよ、よかったね、がんばりなさい」と言われたのを覚えている。

まるで今までのぼくをさげすむかのような言葉でもあり、大学というものに甘い幻想をいだかせる言葉でもあった。

子供によく聞かれる。大学ってどんなところですか、と(なんとなく倒置法で)。

ぼくはこう答えることにしている。

いいことがあるところだよ、と。

好きな勉強が好きなだけできる、そんなにいいところが他にある?

ないよね(のび太かつお(3)に続く)。