成績をあげるのに一番大切なものは時間ではない。
学習量の多さに正比例しない。
最初の15分から30分はだいたいは比例的に頭に入るがそこから先の30分以降はもうあまり頭に入りにくくなる。これをよく知るものは15分の集中タイムをたくさんつくる。
要素2。
集中力。
これは比例どころではない。y=ax^3(3乗とか5乗とか)くらいだろうか。
エネルギッシュにやるとどんどん頭に入る。
脱脂綿のように吸収するという直喩がある。
脱脂綿やスポンジを想像してみる。とくに最初の水(養分)は何でも吸収する。
親が子にやりなさいやりなさいという。
そのたびにスポンジの容積は小さくなる。同じ体積でも萎縮して容積は小さくなる。
スポンジははじめから水を欲しがっているのだ。
植物が水を本能的に欲しがるのと同じように人間も半ば本能的にものを知りたがる生き物だ。
植物に水を吸いなさいと言うだろうか。かわいがって「たっぷりすいなさい」と話しかけることはあるだろうがそれにより植物がいくぶん多くの水を吸うことはない。
勉強も同じではないか。
子供にやれという必要はない。
子供は放置しても勉強するものだ。
ぼくの親はぼくに勉強をしろと言ったことは見事に一度もない。
一度もない。
勉強ばかりしてたら馬鹿になるから気をつけなさい。が口癖だった。