北辰がかえってきた。
前回9月実施で上がった子がどこまでさらにあがったのか。
さらには前回結果が出なかった子が無事に夏の成果を出せたのか。
そして、強制でもなんでもない北辰に新入試制度を迎える現中1公立生が多数参戦していたので、夏の結果をみるのが楽しみであった。
数字から言えば、塾内平均は中3も中1も偏差値平均が60をなんとか死守できた。
しかし、個別に見ると満足できていない。
ちっくしょーーーーーーーーー!!!(小梅よりアップ画面で)
今まで教室で会議を行った。
次はすぐにくる。いつとは書かないでよいくらいにはやく、中間テストのもう直後に来る。
中3はあと2回を受けて公立本番へと繋がっていく。
風邪なんかひかないくらいの集中と持続でここからの季節を過ごしていこう。
今回の結果のすべてはぼくの記憶にも残るものであるが、総合偏差値がギリギリで70に届かず前進のりをはたせなかった彼女は、新たな目標を得ることができたのではないかという意味で忘れられない結果だ。
中1中2の北辰は、私立の併願推薦確約をとるのにも、私立の一般入試での加点をとるのにも役立たない。北辰を小6や中1から受験することの価値について問題によくあがることは僕も知らないわけではない。
会場試験なれ? そんなものは部活の大会の大舞台で精神を鍛えていれば3年になってからでもなれる。
ぼくが受験をすすめないわけではない理由は2つ。
受験の相手は学校内ではなく、外にいて、学校内にいるわけではないことの認識。
学校は年度格差、地域格差、学校間格差がある。校内何位かだけを目安にしてはいけないだろう。
井の中の蛙はよいものだ。自信を得られて好循環を生む。しかし本番の試験会場はアウェーの海(レッドオーシャン)である。
もう1つは、全範囲試験で高成果を上げるには、他人に勝つ勉強ではなく、自分に克つ勉強が大切であるということ。私立中在籍者は駿台模試を学校ぐるみで受験し、全国順位をはやくから知る。ヒカリに在籍する私立生たちはここを目標にやっている。
全国1位をとるのに何も他人に勝つ必要などないのだ。自分を律し、教科の知識を固めて満点をとれば自動で全国1位を手中にすることすらできる(今回40点満点をとった子はその科目が好きになっていることだろう)。
満点を狙うことがギリギリ可能なレベルの良質な水準の試験、そこに北辰の価値をぼくは見いだしている。
中間が終わり次第でも遅い、今すぐに弱点と長所を分析し、今後に生かしていこうではないか。がおー。