セルフラーニング ヒカリ

上尾市桶川市にある学習塾,光塾のブログ

定期テストと受験勉強。

ぼくは、実は、定期テストが嫌いな人間だった。

あくまでも学生の時分の話なのだが。

大学でも嫌いだった。

定期テストって、範囲がある。

基本的に、暗記をしたら点がとれる。

陸上競技にたとえるなら、定期テストは、短距離レースだ。

ぼくは、暗記が嫌いだったので、定期テストも嫌いだったのだ。

暗記できないというわけではない。暗記したくなかっただけだ。

「人の暗記力なんかためしてどうなるんだろう。」と思い、よく、

「教科書にはこうだったが、ぼくの考えはこうです」と、余白に書いて提出したのを覚えている。

(ちなみに、東大入試では余白にモノを書くと大幅に減点される。)

あるいは、「眠くなった」を英訳する問題で、「目がどんどん重くなった」みたいに書いた。

My eyes got heavier and heavier.まぁ、なんかの小説で読んで気に入っていた表現

だったのだと思うが、高校の定期テストでは×。

I got sleepy.を知らなかった訳ではないのだ。カッコイイ方を主張したかっただけなんだ。

暗記嫌いは続き、高2の頃の世界史は、大体5点くらいが、続き、悪いときは、1点だった。

一度、答案用紙を全部英単語で書いてみた学期は、さすがに「2」だった。

世界史教師は、「そんなに俺が嫌いか?」と聞いたが、僕は、「はい、暗記は嫌いです、論述式にしてください」と答えたのを覚えている(扱いづらい生徒ですみません)。

推薦狙いでも何でもなかったので、僕の高校時代の定期テストのテーマは「独創的に」というものだったのだ。

だけど、ぼくは、この世界史という科目を大学受験の2次試験科目に選択した。

こっちは、記述式(陸上で言えば、マラソン)だったので、30点という合格者平均くらいはとれた。

そんなわけで、僕の好きな科目といえば、暗記のいらない科目で、まず、国語。

次が数学。

お察しの通り、英語、理科1分野、理科2分野、社会・・・と続く。

漢字の書き取りもあんまり知らない。

よく、英語は単語だなんていう人がいるが、とんでもないと思う。

東大にすすんだ、教え子は、英単語がからっきしだめだった。

ターゲット1900があまりにできていない(いつも正解率10%くらい)ので、僕はもうあきらめて

彼女だけ、テストは免除にして、そのテストの時間には、要約問題を

追加でやってもらっていた。

これが、よく書けていること。

構造把握力が天下一品だった。

英語は構造。これは間違いないと確信できたのは彼女のおかげだ。

「単語ができたら鬼に金棒なのに」と僕ははじめは彼女に言っていたが、

後半は言わないことにしていた。

「単語を知らないと構造に敏感になれるし、類推力や想像力がますのだな」と気がついたのだ。

実際、彼女は、どの文を読むときもコンテクスト(前後関係)に意識を集中させていたようだ。

国語も数学も化学も彼女のセンターは満点だった。英語だけは181だったのだが。

中学生はあまり気がついていないようだが、大学入試では暗記力だけでなく思考力もためしてくれる大学がある。

それはすべての大学でと言うわけではないが、たしかに存在している。

また、中学入試でも、暗記力ではなく、思考力を問う中学はたしかに存在している。

よく、入試問題との相性をしれといわれるが、その指標の1つはこれだ。

他にも、スピードを問うか問わないかという要素もある。

僕に言わせれば、入学試験で問われているのは、頭のよさなどではない。

残念なことに、個人の見解を問う問題も滅多に出ない。

主観がまざるものは採点できないからだ。

また、採点に時間がかかり、公平性も失われる。

かつての早稲田一文の小論文試験(独自性も問うていた)みたいなのは、レアなのだ。

入試問題で問われるのは、その入試問題で点をとる情報処理能力なのだ。

論理的な考え方ができるかという部分と、重要語句を知っているかという要素が大きい。

論理的な思考力を受験生が養う練習用としては、推薦図書があるので、またの機会に書いてみようと思う。