一回目に解いて間違えていた問題を「解き直しノート」に解き直すはずだ
この解き直しにはやり方がある
がむしゃらに一から鉛筆を動かして解くのは効率がわるい
解き直しの仕方としてはノートに書いてある図やグラフや絵などだけを見ながら解き方の構成(計算以外の部分)を自分で説明することが大切だ
鉛筆を動かす前にどうやって解くかを自分に話す(イメージ形成)
はれてうまく解き方がイメージできたら鉛筆も動かしていいだろう
この段階は計算練習にすぎないので時間がないときは飛ばしてもよい
たとえばつぎのような感じだ
太郎が往復する時間と母が往復する時間の差は(えーっと、母は10分遅く出て、1分遅くついてるわけだからぁ、え~、)9分でぇ、母の方が9分はやいわけかぁ
と、いうことはぁ、母の片道にかかる時間と太郎の片道にかかる時間の差は、その半分だからぁ、4.5分だ(グラフを見ながら)
このように解法が言えるようになるまで復習する
できたら問題を見ただけで解法部分(指針やチャートと呼ばれる)がすぐに言えるようになるまで繰り返し練習するとよい
これが水道方式でいわれるところの「型」だ
簡単に言えば解法のパターンだ
算数の過去問演習ではこの方法部分だけのイメージ復習が大切となる
解法がすぐにイメージできるか、これが大切だ