ホームラン王、金メダル、勝ち星、優勝、合格、金賞、国体出場、インターハイ、中間試験。
競うもの(ゲーム)には必ず差が存在し、勝つ人は僅差を制する。
大事な試合で先にマッチポイントをとりながらも負けてしまいインターハイ出場を逃した経験がぼくにもある。
戦っていてずっと技術的にはおしぎみだったが最後に声で圧倒されて精神的に負け試合に負けた。
マッチポイントをとるということは思考が充分であれば現実になっていたはず。
僕たちの思考が及ばなかった?
相手チームは県大会の優勝などではなくインターハイ出場だけをはじめから目指し練習をしていた。
生活=インターハイだったのだ。
こちらはテニスを楽しんでしまっていた。
楽しみ=テニスだった。
相手チームは優勝に泣き、僕たちは泣くこともできなかった。
それ以来ぼくは本当に勝ちたいと願うものが勝つ、意思の力を信じるようになった。
ウエーン、ウエーン・・・(と顔を覆って泣きまねしながらニヤリ)と負けて泣くのは馬鹿らしい。
勝つ人の条件。
本当にそうなりたいという目標をもちどの一瞬もそれを忘れないこと。
忘れてもいいのは一日の修行を終え、一日の振り返りをするときだけだ。
嗚呼・・・(窓からお月様を眺めながら)。
中間テストの目標順位はつくるものではない。
志望校はつくるものではない。
とりたいと望むべきものでありとるべきものだ。
僅差を制するのは普段の意識。
嗚呼・・・(二回目)。
第一人者は大成功するが第二人者は消えてなくなることも多いということもある。
あなたは何で優勝したいですか?
(この記事は炎みかみ先生の「僅差」を読んでふと書いてみた。)