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数学という論理学 plus 全方位練習 plus 入試問題リンク 教科書 過去問良問の再出題再利用「入試過去問題活用宣言」 plus 月刊誌 大学への数学35年分を

大学入試

入試過去問題活用宣言
(旭川医科大学、群馬大学、埼玉大学、東京学芸大学、お茶の水女子大学、横浜国立大学、金沢大学、◎岐阜大学、滋賀医科大学、奈良教育大学、東京慈恵会医科大学、東京農業大学、日本医科大学、日本女子大学ほか多数) 
多くの大学などが入試問題作成を塾や予備校などに依存している。問題作成の過程はほとんどの学校では公開されていない。機密性や公平性を増すため過去問を活用するのはそこから脱却する方法の1つでもある。
日比谷高校
高校入試(埼玉県公立高校)
平成30年度「学力検査問題」ならび「採点の手引き(正答と配点)」 3/1の入試当日の18:30頃には問題が公開されるだろう。中3塾生からの手応えが耳に入っただけで問題はまだ見ていない。楽しみでならない。
 
子どもが受けに行った学校の入試問題を周回遅れで順に解いている。千葉から通っている中2の新受験生が解いてみた答案用紙をGmailしてくれた。千葉県前期の国語の評論文が面白い。普段文章を書く際に類義語辞典なども参照しながら言葉を選んでいる、探している。そのような時に常々考えていたことが言葉にされており、共感しながら読んだ。
近年過去問と同一もしくは類似の出題が非常に多くなっている。昨年の分析からは何年の何という学校、何年の何県の問題と同一もしくは類題というコメントも付して作成している。
plus 光の本棚に2冊ずつ揃えていた月刊誌大学への数学30年分を整理した。
著者が異なりテーマが異なり何年の何月号でも何回読んでも楽しめる。
大切にしている。
最新号も毎月2冊ずつ増えていく。
こんなにおもしろい数学の本をヴォクは他に知らない。
 

plus 今日の小学生 

数学の無理数に入ってきょうは√2が無理数であることを示しなさいという問題を解いていた。

この問題の意味を読み取って本当に理解している人は非常にわずかしかおらず大学入試問題ではたびたび出題されているがどこかで聞いたような解答のようなものをただ写しているというような答案ばかりが目立つ。問題文が短かければ短いほど読みとらなければならないことは増える。

 

まず、数学が扱う論理学はいろいろある論理学の中でもどの論理学を扱うのかを再確認する。

日常世界では白でもなく黒でもないものが多く(3、4、5・・・)ある。

つまり、数学の論理学では白でないものは黒であり黒でない場合は白である。値にはAとAでないの2つがある。

さらに数学ではAでもあると同時にAでないものはない。

数学ではAであるものと、Aでないものを、両方合わせると全体集合になる。

(たとえば、映画『ショーシャンク・・・』や映画『手紙』なぞ数ある刑務所映画を見ても見なくてもすぐに分かるように、世界には刑務所内と刑務所外の2種類の世界がある。焦点化副詞を用いて言えば2種類しか世界がない。その世界を数学の論理学が問題視する。同様に、数学の論理学の世界には変なおじさんと変でないおじさんの2つのおじさんがいる。現在分詞が名詞の前について恒常的な2分を示すような世界の論理は数学が扱う。そのようなことを他に10くらいの例をあげて確認する。その子がいまやっているスポーツや好きなことなどがもしあれがその世界を例にして数学の問題が扱う世界か扱わない世界かを確認する。)

 

次に、定性的アプローチでなく定量的アプローチとはなにかを再確認できる。(例題を見て類題をひたすら繰り返す学習法(ブロック練習)では発想法は磨くことはできない。発想法自体がどうあるのかを知ること、複数の問題で同じ発想法が横たわっていることを横断的に見ることを通して、発想が有効であると始めてわかる。数学の『ニューアクションレジェンド』などにはそのような発想の理由がすべての問題に書かれており初学時によい学習本である。)

 

「よく手が止まる」ということが初学時に生じるが理由の99%はたんに定量化していないことに起因する。

数値にしていない。

式にしていない。

図にしていない。

 

この2つのことを意識しているといないとで今後の数学の理解がまるで変わったものになる。

ということを確認した。

 

ただ解答を眺めていてもなぜそう発想したのか、その理由が問題集の解答例には面倒くさいので書いていない。

そして当たり前なので書いていない。

その当たり前のことが何であるのかを再確認した。

 
plus 苦手科目の攻略と得意科目の伸長
あのね、指導上両方を意識している。
得意を伸ばせば自信ができる。自信がつけば自分でやりたくなって正のスパイラル。手を離してよく伸びる。
苦手(苦手意識)を取り除く。徹底的にやり込んでいけば苦手ではなくなる。かさぶたみたいに強くなってかえって丈夫にはなる。
しかし得意にはなっていないから補強を外せない。
骨折した人が骨の代わりに入れたプレートみたいなもので自力が回復してくるまで支えは取り外さない。
時間がかかるしはじめから根気よくやる。
任せる方は意識しないだろうから指導者の側で意識してそこをやるしかないが任せる方では気が付かないものだから長い時間やっているのに効果が出ないなーなんて思ったりする(される)ことがときにある。
 
説明する権利はあるが本人には言ったり言わなかったり、苦手だから補強を多くしているよと言えば得意になるのが潜在意識に逆効果が働いて遅くなるからさ。
得意だろうがそうでなかろうが全部を均等にやっているようにみせかけている。
全科目を見るということでしか保てない入試に必要な全方位での実力向上。
 
難関入試になると合計点をとっていかないといけないから2つも苦手があるとなかなかきつくなる。
そこは足を引っ張らぬ程度にはしておくかできたら得意にならないといけない。
コーチえのもとはぼくの練習ではぼくの苦手な項目だけを個別に長くやった。
全体練習で足がからまってずっこけて個別練習では苦手を何百球も繰り返して足が棒。
だから優勝校の一番手(つまり自分の学校の一番手)以外とならそうそう負けないくらいにはなった。体力も運動神経もなかったもやしのヴォクがそうなったのだからヴォク自身が一番驚いた。