上尾市にある学習塾|光塾

授業中の百問百答 〜花〜

授業中に百問百答をしている。 話をする。 答えのきまった問答は、たまに念のため紙に書いてもらう。 語句のつづりなど。 発見が多い。 逆に講師の(役割の)ヴォクの方が発見することもある。 答えのある問題はクイズとして。 それが全部終わると今度は答えのない問題もなぞなぞや限界提示として。 きょうの小学生(5年生)。 伝えている。「英語の過去分詞100個は桜が咲いているうちに覚えておくといい。」 逆に質問してきた。 「せんせー、どうしてforgetには過去分詞が2つあるのですか。」 すばらしい。 おもしろすぎる質問だ。ヴォクは質問されるために存在している。この子は疑問を聞くために質問している。
(桜はなぜいましか咲かないのか。) この子は通知票をもってこなかったがどういう学習をしているのか、質問内容でよくわかる。 だから、通知票を見せてと催促するようなことはない。 クイズの数がJUST 100ということはない。200問答、300問答になることもある。 クイズの数と範囲は何を扱っているかどうかで変わる。 定義や背景にまでさかのぼりクイズする。
本に書いてあることはクイズとして。 本に書いていないことはおまじないとして。おまじないノートを手渡している。 答えを聞くこともあるが、正解不正解に関わらず、理由を聞くこともある。 答えが正しいか、正解を知っているかを知りたいばかりで、問答をしているのではない。 自分で考えてみたのか、考えたなら、どう考えたかが知りたくて口頭問答をしている。 理由の理由を聞くクイズもある。 理由をさかのぼって、原理まで行くともうそこから先の理由がみえなくなるのでそこで終わりとなる。 それより先を聞くとすると禅問答のようになってしまう。
電流の周りにはどうして右回りの磁界が発生するのか。なぜ右であって左ではないのか。
エネルギーはなぜ保存するのか。保存しないのはどんなときか。
運動をすると学習する細胞が脳内に作られるという話は本当か。
(それに対して)動物や人間はなぜ死ぬのか。
答えの例。
「むぅーーー(無)。」
「うぅーーー(有)。」 高校生クイズではそういう内容になってしまうことも少なくない。
今年大学へ進んだ子たちとは半分は進捗確認、1割がテストに出ることの質問解答だった。4割がいま書いたような限界の話だ。(数字は適当) いっぱい質問を受ける。 ヴォクからは少しだけクイズをしている。 残念なことは小中学校で習うことの理由が高校学習範囲以降に集まっていることが少なくないことだ。
重要なものは高3と大学まわしというのが日本のカリキュラムの特徴になっているので、日本の小中高生は勉強はひょっとして暗記なのではないかと錯覚しやすい。 そして、小中学生の授業中に理由の理由の理由まで遡るのが難しくなる。
理由の理由くらいまでしか言えない。
いまはここまでだけどいついつのどこそこの本や記事(論文掲載雑誌やnytimesのURLなど)で出てくると紹介するところで終わってしまう。
だから壁いっぱいに本がある。よい参考書よい問題集には理由があり、体系がある。
本を見せ紹介するところまででとまってしまう。 期待と、学ぶ楽しみが増えるから、まあよろしい。
入園、入学おめでとう☆
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写真はお茶大に通う卒生からのいただきもの。他にクローバーもいただいた。四つ葉と五つ葉が咲いたら教えてね、と。
感謝。
大学での物理と花屋でのお仕事の両立生活とのこと。
それから東大に進んだ方のお父様がお見えになってお菓子をいただきました。ありがとうございました。
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オーストラリアに行った新1年生にコアラをいただいてコアラがコラボしたりシンガポールにいった新2年生にマーライオンをいただいてマーライオンが群れになったりしております。感謝。
他にも最近旅行のお土産をいただいてばかり。
なかなかここにすべては載せられませんが、感謝しております。