きょうの小学生(小6)。
ヴォク、座って第一声はいつも同じで「質問ある?」
おもむろにしわくちゃの新聞を取り出して、大問3の(2)を質問してきた。
ここで大問3というのは先日の公立高校入試の数学の問題。過去2年間と比べると明らかに難度が下がった数学だったが大問3の(2)と大問4はおもしろく美しく(3の放物線の焦点とか4の正三角形の重心とか)とてもよい問題だった。
この子は点Dの座標を文字で置く際に2次でおいてはまっていたので1次で置き直す案を伝えた。
直線の上に点があるのだからxもyも一次式でおいてみてはどう?
点Dのx座標をdとしたり4dとしたりして試してみてと伝えた。
(2次で置いた方も本当は解いてみてほしかったので後で三関図mix(「三関図の完成」というすぐれた数学問題集にname afterしてこの融合単元の問題群をそう呼んでいる)の鉄人のときに扱う予定。)
ちょうど高校数学の教材を渡すタイミングに高校入試があったのは幸運だったかも。
課題にしていなくても勝手にいろんな問題に挑戦している。
解ける解けないもすこしは気にかかるし今になって思えばどう解いていたのかが気にかかってきたが、それよりも自分で課題を見つけて挑戦しているというその積極性に感動するなぁ。
この子は筆箱に問題文を忍ばせていた。
きっと学校でひまなときなどに問題と格闘しているのだろう。