ヒカリ

DEEP RIVER 光

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学年順位の向こう側

中学校の定期試験で入学以来学年一位の順位しかとったことがなく学年二位になったことがなかった中2生が3人いる(1学年300人超のマンモス中はうち1名)。

ひとりが今日も試験結果個票原本をわざわざもってきて見せてくれた。(手を合わせ一礼してから紙を開くヴォク。過程だけでなく結果も見てワトソンくんに記録しておきたい。)

そこには2位とあった。

「一位をとった子に感謝だ」と伝えた。

切磋琢磨できることはよいことだと思う。

気合も増すし何も悪いことはない。

ライバルがいてもいなくても自分との闘いは生きている限り終わらない。

自分の理想ペースはオリンピックの水泳競技中継テレビで言えば、世界記録ペースの線みたいなものだ。

「世界記録を上回るペースですね」解説者はその線を見ながら好きなことを言う。

その理想ペースがたまに現実の生身の人間になることに何のわるいことがあるだろう。

その線の先に本当の人間が2人いるのだ。

いいじゃないか!

日本を見て世界を見るならライバルや仮想のあるべき自分はたくさんいていい。

MGHがもらえないか。

まあ、ただのズクにたいした価値はない。

ところでよくなかった結果をいつものようにすぐにもってきて見せてくれてありがとう。結果を見たら振り返ることができる。

結果は見るためにある。

何番だったかという順位自体より大切なものがそこにあったよ。

振り返るということが次のレースへの備えになるんだ。

いいわるい含めて受け止めるところからしか次への道は始まらないんだ。