ヴォクが中学生をしていた昔から思うが、検定教科書だけ配って音声CDを学校で配付しないのはなぜだろう。
不思議でならない。
書店で買うと高いから我慢する中学生が出てしまうではないか。
子どもから学校の英語教科書に関して、質問をいただいていた。
「教科書ガイド」は買いますか、と。
いつものように答えていた。
「音声CDだけあればいい。毎日聴こう。」
でも近年の学習の友「教科書ガイド」の充実ぶりには目を見張るものがある。とくにフレーズ訳がいい。(フレーズ訳とは意味のかたまりごとに訳出する直読直解の一種。) 紙のガイドを買えとは言わないが無駄とばかりは言い切れない。
さらに、
デジタル現行版(開隆堂Sunshineの『デジタル教科書ガイドクリックオン』)の中身を知って驚いた。
ある意味、DS(任天堂)の教科書学習ソフト以上にいいじゃないか。
これはわるくない。
サンシャインの子にはこっちも勧めよう。
Mac,iPad,iPod,iWatch版もあるといいのに。
『サンシャイン準拠 デジタル教科書ガイド クリックオン1』
『サンシャイン準拠 デジタル教科書ガイド クリックオン2』
『サンシャイン準拠 デジタル教科書ガイド クリックオン3』
http://www.kairyudo.co.jp/contents/10_goods/268007/index.htm
欠点は金がかかることくらいだ。
学校図書のTotal Englishや東京書籍のNew Horizon、三省堂のNew Crownについては、今までと同じでいこうかな。
音声CDだけはあった方がいい。
音声CDはどうしたって自宅にあった方がいい。
音声CDなしでも英語が読めるようにはなる。
でも音声CDもあったなら英語が聴いて話せるようにもなる。
そしてそれは毎日聴いてみるのがいい。
http://blog.goo.ne.jp/hyishi2006/e/7760d546212bb61fc0854461a6978b61
New Horizonほかの暗誦ノート
http://selflearning.blog.so-net.ne.jp/
音声CDでは学校図書版のものが冊子付きで一番うれしかった。
音読専用の冊子付きはうれしい。
塾の授業で教科書は今年も使っていないが、すこし厚くなったのはいいことだ。
もっと分厚く、理科と社会くらいの厚さでもいいくらい。
学校のテストが近い。
近いというのは定期的な考査前一ヶ月を切ったという意味である。
今日も計画表(白紙)にめいめいが好きなように書き込んでいた。
とくに何をやったらいいという道がはじめからきまっているわけでもない。
使える道具は教科書、学校のノート、学校の副教材、それにちょっと付け加えられたすこし個性的な教材。
あとはCDとかラジカセとかの電子媒体か。
試験範囲にいたっては予想がつくとおり。
どういう順番で何をやるかは実はたいして重要ではない。
どうせきちんとやる子はすべてをくまなくやる。
試験の準備といってもくまなくやるか、大体やるか、2つしか道はない。
挑戦するか楽をしたいか、モチベーションは大きく2つしかない。
自分の能力をstretchしたいと願うのか、変化のない安定を望むのか。
それは小テストの準備においても変わらない。
小テストの準備といってもくまなくやるか、大体やるか、2つしか道はない。
そういうこともあるので大テスト前一ヶ月は課題をヴォクからはほとんど提示せず、好きにやってもらっている。
目標順位も目標点もすきにしてもらっている。
ひとつ願うことは、勉強がしたい子にはしたいだけ好きな勉強をしてほしいということ。
学びたいのに道具がないとか、学びたいのになにかの事情で諦めるということがあっては悲しい。聴きたいのにCDがないとしたらなんと悲しいことだろう。
今日の中1生。
定期考査が近かったので教科書の文をすらすら書けるか来週は確かめると伝えた。この子も語学プレイヤー(iWatch)を普段使っている。
http://selflearning.blog.so-net.ne.jp/2012-05-03-1
普段は学校の教科書は扱っていないのでテスト前に必要な子はたしかめだけは行っている。英語なら教科書は全文がすらすらと書けるかという基本中の基本だけはたしかめている。
すると、「今日、書いてみてもいいですか。」ということだった。
それを聞いた時点でもう確かめてテストをする必要性がないことがわかった。案の定、書けていた。
年度の初回でもあるので儀式的に一通り今回はやってみるけれど次からは確認作業は減っていくことだろう。
いましかできないことなので今回だけはくまなく見てみようかな。
逆に再テストをこれまでは再々再々再々再テストの鉄人8号までは行っていたのだがここひと月で用意して再々再々再々再々再テストの鉄人10号まで用意することにした。
ある方の真似なのだがせっかくなので徹底的に真似させていただくために2回分上乗せした。
でもこれでも足りないだろう。
そもそも鉄人6号以降はたしかに問題は前のどの号とも違うけれど鉄人1号から鉄人5号までの類題である。
きちんとマスターしていたら鉄人6号以降をやる意味は小さくなっている。
それでもクリアしないなら練習し続けるしかない。
鉄人28号でも鉄人10号でも、とにかく目標点をとるまで練習する以外には方法はあまり思いつかない。
鉄人7号に行く前に鉄人1号をはさんだらどうなるだろう。
はたして全部できるだろうか。
でも同じ号はやらない。
同じ号を復習するのは1人でできることだ。
それは決して手伝えないこと。
チャレンジングな課題を毎回もらい、解決できないときは家でも挑戦してみたいという子どものモチベーションに応えたい。
努力に値する課題を設定するため鉄人テストは毎回新しい号をヴォクは用意する。