本棚の整理をしているといろいろの本が出てくる。
ヴォクの中で本棚の記憶が2つある。
ひとつは大学時代からの友人のアパート。
ベッド以外は部屋中にうず高く本が積み上げられていた。一階でなかったなら床がすっぽぬけていたんじゃないかな。
大学に出てたった2年半で1000冊くらいだろうか、どうしてたまるのか不思議だった。
彼は四国の山奥から独学で大学にまで出てきた人で作家になる人なのだが、あれは強烈だった。
ベッドだと思って座っていたのだが、シーツをめくると下も本だった。こっちは捨てる方の本だからと話してた。
もうひとつはヴォクの学部の図書館。
地下にあったその図書室は換気がわるく、つーーーんとした匂いが鼻をつく。
フランスやドイツの原書が番号順に並んでおり、週1くらいで通っていたがヴォクの鼻では15分くらいが限界だった。
ちょっと苦手な感じの部屋だった。
でも梯子にのぼると珍しい、哲学の本などを借りることができたのだった。
そんなことを思い起こしながら先週の水曜日から毎日のように本の整理をしている。
結構いろんな本が出てくるなー。
またね、またたびね、もふもふね。