「これは試験に出ないんだけどさ・・・」と前振りすると子どもがグッと集中して聴こうとする(ことが多い)のはなぜだろうかと考えていた。よくよく考えていると試験に出ることしかないこの教室という世界の中心では、試験に出ないことは希少価値のあるものなんじゃないだろうか、それはまるで砂漠の中に咲いたナデシコなのではなかろうか。
そんなことを考えながら、いつもの英語クイズから。花波「This is a camera. この文の動詞の種類はなぁに?」
子ども"be動詞am,is,are"
花波「せーかい」
花波「This is a big dog. このbigの品詞と役割はなぁに?」
子ども"せんせー、英検2次も受かってました。形容詞で名詞修飾"
花波「ぴ、ぴんぽぉん、てか、受かったのね。」
花波「What is this? この文のwhatの品詞と意味はなに?」
子ども"疑問詞で「なに」"
花波「ピンポンパンポン、合格。」
答えの決まっているクイズをしていても答えが簡単に言われてしまってぐやじいので、今日は途中になぞなぞなぞ(など)を混ぜてみた。
花波「じゃあ、これは試験には出ないんだけどさぁ、 This is a big camera. でかいカメラ屋さんの正式名称は次のうちどれ? A ビッカメ B ビッグカメラ C ビックカメラ D ビッグガメラ 」
子「びーっくびっくびっくビックカメラ♪ Bicのクなので GじゃなくてC! Cです。」
花波「ファイナルセール?」
子「はい、ビックのCでファイナルアンサーです。」
・・・
花波「せーかぃ」うーん、勝てないなぁ。来週の昇段審査に向けてカメラなぞなぞを考えよっと。(八の字ダンスをしながらふぇーどあうっ)