教室に来た子が問題用紙と答案用紙を全部見せてくれた。結果のよかったものもわるかったものも。
ありがとう。
高校生から写真メールで、1学期の成績票をいただいた。すべての教科の得点が書かれてあった。
ありがとう。
ヴォクはそれをあとからゆっくりすこし昔の数字と比べながら読んでいる。記憶と数字が小学生の頃まで遡る。そういうものがあればあまりご飯のおかずはいらない(くらい)。
結果はシリーズの最終話のようなものだ。気にならないわけがない。
テスト(全国模試や定期試験)の結果や成績票(通知票)を見せていただくこと、この仕事をしていてこんなにうれしいことはない。
しかし、シリーズの最終話には必ず続編がある。学期が終わって終わりではない。進学して終わりではない。むしろ進学はただのはじまりに過ぎない。
卒業生に時折いただくお手紙、そういうものには続編が書かれていることがある。臨時増刊号なだけに驚きに満ち溢れている。