中3生、高3生、小6生の模試結果を見ながら考えていた。
今日3年間ではじめて70に到達した中3の子が2人いた。
ずっとやってきて今。
あきらめずに自分を信じて努力を続けた結果だろうか。
この2人は秋になって志望校を変更した。
2人は1つ2つ上の学校に切り替えた。配点で内申点より当日点のずっと大きい学校にした。
模試結果の数字で1点5点10点の差は大きな、実力という名の氷山の、ほんの一角に過ぎない。
今日、勉強したことで実力はさらに海深くに広がっただろう。
明日の練習でもっとその氷山は大きくなるだろう。
およそ練習をしてその氷山が小さくなるということはない。
点数はたしかに目に見える唯一の指標だが、もっと大切なことは自分の氷山に毎日氷を与え続けているかということだ。
目には見えない自分の氷山の大きさを信じることだ。
毎日1年分練習ができる。
今日1枚、明日も1枚。
練習を続ける限りにおいて、毎日1枚だけ大きくなれる。
終わりなんか、本当はない。
受験の前だろうが後だろうが、自分の力は大きくなるばかりの一方通行なのだから。