たまにはどうでもいい話。
略してたまばな。
数学の問題の解法を考える時間と成績は比例する。
模範解答を読んでわかる。例題の真似をする。解法パターンをひとつでも多く暗記することはもちろん無駄でないがそれだけでは数学の壁を超える力はつきにくい。
問題をたくさん解けばただそれで力がつくのだろうか。
はじめて目にする問題がなかなか解けないとしたらそれはどうしてだろう。
類題を探すとか、別解を読み込むとか、集めるとか、公式をたくさん覚えるとか、そういうことをいったん捨て去って自分のあたまで考えてみることだ。
よほど問題解決力が向上するだろう。
壁を突破するには壁をずっと押し続けなければならない。
抜け道や近道をどんなにたくさん覚えたところで新しい壁がまたすぐに現れる。
ならば壁を超えるための、考える力とでも言うべきもの自体をトレーニングしたらいい。
考える時間が長ければ非効率に感じられるかもしれない。でも自分で考えたことは裏切らない。つぎに考えるときには必ずその一歩先からスタートすることができるのだから。