過去問を解いて「失敗」したらいよいよ教科強化の段階に移行する。
たとえばセンター試験国語の漢文を解いたあとに『センター漢文満点のコツ』(赤本の教学社さん)を使って強化をはかる。
センター試験の過去問で間違ったという失敗経験がバネとなりまとめの知識暗記にも集中できる。このパターンはたしかに出題されていた。筆者はいい点つくなーって嘆息しながらくらいつく。
過去問を解くこともせずにただ参考書に書いてあるからという理由だけで受け身にとりくむのとは効果が10倍違ってくる。
コツを掴んだと感じたらまた過去問に戻る。過去問ほど良質な問題集はなかなかない。
赤本は年度別に1セットずつ練習できる貴重な書物。
ところで出題テーマ別にいわば横割にした問題集が出ている。たとえば図形と式なら図形と式だけを同じページにまとめて集中特訓ができる。教科強化にはそういう本を使うといいだろう。