ざわざわ…(カイジかっ!)
自分を客観的に見るのと成績は比例する。
目標差異は1点刻みで正確にとらえることだ。
いまは恐ろしいほどに点数開示、情報公開が進んでいる。ヴォクがラ・サールに何点で受かり、鶴丸に何点で受かり、東大に何点で受かり、慶応に何点で受かったのか、その他色々何点とって受かったり落ちたりしたのか、そんなことはわからない。ただ模試での点数と順位とが参考記録としてあるだけだ。
でも今は違う。模試を受けたら成績優秀者はどこどこのなにがしだと明らかにわかる。
入試を受けたら0.5点差で不合格とまで正確にわかる。恐ろしいくらい正確に。
浦和高校に470点で合格したのか450点で合格したのか380点で不合格だったのかまで正確にわかる。
英検に落ちたら不合格Aとわかるし、1点たりなかったということまで正確にわかる。
模試を受けたら、答案用紙はPDFみたいなファイルに画像化され採点も人間のペンだけでなくマシーンを通して処理される(こともある)。採点結果を見たら筆跡含めてどこで何点点数をもらったり失ったりしたのかまで見た人にすぐにわかる。
模試は場慣れのためにのみ受けているわけじゃない。
試験の形式にただ慣れたくて受けているわけじゃない。
入試本番のお昼ご飯はおにぎりにしたらいいかサンドイッチにしたらいいか決めるために模試を受けてるわけじゃない。
模試は本番で結果を出すためのアウェイ最終プレマッチだ。
それを受けて自己採点や解き直しをしないのは、試合に参加してスコアをカウントしないようなものだ。そこに戦略も戦術もうまれない。
試験を受けることで伸ばせる能力はたかだか試験で点数をとる能力に過ぎない。
でも試験で点数をとるために練習をしている?
だったら結果を残すことができるような策を講じてみるしかないのかもしれない。
それは探せばきっと見つかるかもしれない。
目的はなんだろう?
やるかやらないか考える前にそれを教えてほしい。
手に入れたいものがほんとうにあるの?