自学者のセルフラーニング値や作業速度を読み取る(ニュ)スコープがある。
「彼のセルフラーニング値は3だ。素早さは2だ。」
「う~ん。これは速いのぅ。デカモリなだけじゃないのぅ。」
「彼女のセルフラーニング値は4だ。素早さは0だ。素早さは世界ランク1位だ。」
そのスコープは気が向いたら誰にでも今日から利用することができる。
たとえばヴォクの(今日の)セルフラーニング値はどうだろう。
スコープによれば「はなひかり君は今日5問、数学の入試問題をセルフラーニングしたからセルフラーニング値は5だ。開始までに1時間もかかっていなかったから素早さは0だ。はなひかり君の作業速度は限り無くロスレス。さすが光。」みたいな。
ノルマの大きさはあなたのセルフラーニング値を表現している。ノルマがない人はセルフラーニング値は0だ。言われたことだけを言われたからやっている。自分で決めてやるということがない。だから0だ。
また、勉強にとりかかるまでの時間の短さがあなたのセルフラーニングの作業速度を意味している。勉強を何時間やったかの方の数字ではない。作業速度が学習中に速い人は間違いなく、開始するまでの時間までもが短い。もちろん食事や風呂、トイレなどの時間は差し引いても構わないが、まず学習をはじめてから途中にそれらをむしろ挟む(ような)(いささか)奇妙な学習生活をしているなら、あなたは(ヴォクの心の中の)ギネスブックに認定してもよいし、(はなの脳内限定で)特別天然記念物に指定してもよろしい。いや普通に、あなたは受験生だね~、って認めてあげてもいい。身体無理しないでね。
作業速度の秘密は、好きなことをしたい朝に目覚めがよいのと何ら理由は変わらない。
いやなことをやらないといけないときにお腹がいたくなるのとルーツは変わらない。
セルフラーニングの作業速度の速さを知りたければ、家に帰ってから学習開始までの時間をただ測ってみたらいい。
とどのつまりは、セルフラーニング値とは、
何をしたの?
どんな速度でやったの?
この2つの要素が、セルフラーニング値を明確に示している。
(おためし)スコープ
今日のあなたのセルフラーニング値
解決した問題数→( )題。
素早さ→( )時間。
日韓戦があったとか、長野のホームランがあったとか、卓球の愛ちゃんの試合があったとか特別な事情はどうでもいいんよ。事情なんてものは毎日あるからね。でも世界には番組録画マシーンがあるしいまや携帯電話やカーナビで映像が予約録画できる。忘れてもYouTubeだってある。問題は、帰宅してから何分して開始できたのか、だ。短ければいいとか長いほうがいいとか言うつもりはない。それは趣味の問題だから。
ヴォクはただセルフラーニング値を測るひとつの目安を書いてみたまでのことだ。ヴォクがいつも測定している方法について書いてみたまでのことだ。
ほなね。