ブルー
勉強を自分でできるようになるとドンドン頭がよくなる。
勉強を自分でする上で大事な姿勢のひとつに自力でできるかどうかの区分をつけるということがある。諸問題を自力未解決問題(青○)と自力解決済問題(赤○)とにわける。
自力ではできないがヒントを見たらできるのなら青○をつけたらよい。青○のまま放置でもわるくないが入試がいつかあるので後日赤○にしておく。
ヒントを見なくてもできるように練習しておくことが合格点獲得につながる。
ところで一部の小学校では赤鉛筆と鉛筆以外を使うのが禁じられている。これは「自分でやるな」といってるようなものだ。実線でなく点線で赤○をつける点○(…で○をつける上級作法、アナログな月丸でもよい)という手もあるが赤鉛筆はペン先がちと太いので、赤ペンや青ペンがあったほうがよいし視覚的にもパッと区分できる。青でなくゲルのマンダリンオレンジなど自分色でもいい。自分色にしたほうが勉強はたのしくなる。でもノートを開いてすぐに赤○と対比できるから青○からはじめてみるといいと思う。
「この問題はまだまだ青いなぁ~(ブルーだなぁってつぶやきしろうの元祖ツイッターしながら)。今日こそは自分でできた!の赤○に変えたいなぁ。」青いという言葉は日本語(→未熟)や英語(→憂鬱)の語感にもあっていていい。
小学生に青ペンをもってくるように伝えると「大人の階段をのぼったような心地がします」みたいに言われる。そうだ、勉強するとは大人の階段を上ることにつながっている。
たまに青○も赤○もつかわずに毎回確認テストに合格している子がいる。
こういう子に方法を聞くとCDに録音して何回も聴くとか書きなぐるとかいろいろなことをしているようだ。区分しないで単元の全問ごと何回も繰り返すのが特徴。
それもわるくない。全部自分でやる!という一番大切な気持ちがつくれる。
そしてさらに、
わかる、わからない
できる、できない
おぼえた、おぼえてない
こういう区分をペンで色で示してみるのもいいんじゃないかな。 マスターするのがすこし速くなるかもしれないぜぃ?
○のつけ方で勉強の成果が変わる。
わたしはそう考えています(たまには落合監督の調子で)。
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