講義を聴いて頭はよくなるだろうが、それは主体的に聴くからにほかならない。ただ聴いているだけで頭がよくなるわけがない。
はい。セルフラーニングテキスト『差異と反復』の第3章。ポイントはどこにあるか。を開きなさい。
じゃ、今日は後ろにいって、Mさん。読みなさい。
「はい。手取り足取り塾だろうと放置プレイ塾だろうと独学だろうと、結局子ども(子ども?)がパワーアップするのは、自分のできなかった問題が確認でき、できるようになるときであり、自分の知らなかった問題が確認でき、知るようになるときである。授業形態や学習形態は大きな問題とはならない。参加する子がいかに自分のこととしてとらえ取り組むのか、だ。
たとえば古文を読む。はじめの方がわかる。を?今日はわかる。うふ。あたしってばもしや古文の鬼?
あれ、なんかわからなくなってきたじょ。徐々にじょじょえんに、わからんじょ。あれれ。あたしって、実は古代人じゃなかったんかな、あぁ、そうだ。めっさモダンなモダンタイムを生きる最先端のナウい人間だったなう。
読み返してみてもやっぱりわからないなう。逆にページを読みすすめてみてもわからない。登場人物の名前を見てもわからない。本をひっくり返してもわからない。瞳を閉じてもわからない。これって日本語じゃないんかな?
まぁいいや(ピシャリ)。」
ちょっとまった~~~!
いま、まぁいいやって言ったよな?(いや、本に書いてあったやん!)
な!?(真正面からガン見)
なんで?
じゃ、なんで古文を読んだの?
わからなくなったんだよな?
ロングか~~~~~っ(大沢親分の長い喝で)
そこっ!
まさにそのわからなくなったその場所に、バシッと蛍光ペンをひこうよ!
ビビ~~~~(ハイライトする音)。
そぉ。そこにあんたの親分古文な読解ポインツがあるんよ。いいかな?
いまわからなくなったところ、そこは豚骨ラーメンの豚骨なの。
急にわからなくなったんだよな?それが味噌ラーメンの味噌なんよ。
な?
急に意味不になったところ。そこが塩ラーメンの(もうよろしいっ!)
あ、はい。でも塩なんです。
そこんところ、ビーってしてから、その後に解説を読んでください。
そのビーてしたところを熟読してください。
したらば?
うん、わからなかったところが、もしかしてわかるようになったでしょう?
てぃりりりってぃり~♪
あなたの古文力が1上がった。
あなたの古文力が4になった。
ヴォクの親分力が1上がった。あがた~。荒木アバター。
そういうことなんよ。
と、冗談はさておき、予習って、差異を確認する最高最大のチャンスだよね。
予習で差異をハイライトしておいて解説で差異を確認する。
国語や英語の予習にはそういう効果があるんじゃないかな~、って。だから予習で自分の頭で考えよ~。さぁみんなで考えよう~(逸見さんかっ!)。
ほなね。すた、すた、…二遊間、復活。