今年の中3受験生。
小学生から見ているので学習姿勢(ヴォクがここに書く内容面)は出来上がっている子が多い。高校生レボーの自学ができる子がほとんど全員。確認テストをすればここひと月で不合格答案は2枚しかなく、宿題を出せば忘れは3回あったばかり。書いてみると悪いな。うん。
3回とも、やらなかったのか?
有り得ん!と頭に血は上ったが、ヴォクも大人になった。
3回忘れたらアウツね(塾から)と言うだけですむようになった。
表面的な面(数字面)になるとわるくなく、模試での偏差値70(県立浦和の合格者平均偏差値がちょうど約70、一部の私立高校に特待合格するレベル)突破の経験者の割合が半分くらい。
このゾーンの子たちになると自分に足りないことは自分でわかるし、自信を持つこと以外にあまり課題も見当たらない。でもこの自信を持つのが一番難しいのだけれど。
精神的には、いまの数字をなんとか維持しようなんて考えをもったら、いかん。
まだまだゴールするには速すぎる。人生はまだ続くし少なくとも18の春、15の春は先にある。
今の自分のレベルなんて超えてさらに一段高いセルフラーニングを身に着けてほしい。
数字上のゴールなんて意識ははやめに捨て去り、ふたたび内容面の勝負としたい。
内容面の自分との戦い。
どうやって自信を手に入れるのか。
どうやって不動心を手に入れるのか。
どうやってセルフラーニング習慣を獲得するのか。
戦略。
数字上の表面的な目標は4月、6月、7月模試までで達成してしまう。そこから自分をさらに一伸びさせよう。
戦略以上。
昨年の目標達成者からは、学習計画自体を自分で立てるように変えた。
目標達成者の全員にそうするようにした。夏休みでも講習会はやらない。その必要がなかったから。
各自が自分のたてた目標を自分でやり切ることで自信と秋の成果を得た。自信を。
学習時間の多寡が自信に関わるわけではない。
自分の決めたことを徹底的に本気でやるかどうか、それが自信を決めるのだ。
今年も考えていることはそこまでは同じ。
一度自分の目標数値を叩き出したら、後は自分で計画を立てるようにしてゆく。
今日の授業から7月までの数値5科偏差値目標を聞く。
たとえば県立浦和が目標ならまずはジャスト70以外に目標数値は存在しない。
数字は動かない。
合格者の平均偏差値が70である以上、上位合格をめざすでも普通合格を目指すでもまずはその数字に届くだけの練習を重ねる以外に、達成手段はない。
そしてその数字の達成方法をヴォクからたしかに、ひとつ伝える。
たとえばマイクリアの総復習は7月までに2周する。
普段の中3の学習とは別に、だ。
マイクリアをやってるのは冗談じゃない。
100%真剣勝負でやっている。
不合格が1枚でもあれば、ヴォクはコーチとして確認テストを1から作り直す。
不合格なんかとってる場合じゃないんよ。
いいか、学生の本分は勉強だ。
親が仕事をして家族と社会を支えている。
学生が勉強をして自分を高めないでどうするんだ?
親がいないなら、なおさら自分でなんとかするしかない。
たかだかマイクリアの週テストに合格しないでどうする?
本気で準備しなさい。
それをやるかやらないかはあなた次第だ。
そのやり方でやりたくないなら塾をやめていい。
やりたいなら?中途半端を捨てて本気でやり切ったらいい。
半端に続ける道は残らない。
そうして、当たり前のことを・馬鹿にせず・ちゃんとやる(A・B・C)ことによって、目標数値を達成する。
目標偏差値数値達成者から順に、もっと自分で自分をコーチする要素が増えてゆく。
学習の主役になり、責任と権限が増す。
それがヴォクが今年の中3生たちに対してやってゆくつもりのこと。
~ 2010模試スケジュール ~
駿台模試 http://www.sundai-net.jp/mogi/j3test_01/
北辰模試 http://www.hokushin-t.jp/test/nittei/nittei.html
~ 公立高校配点票 ~
グラフで見える選抜基準 http://www.hokushin-t.jp/nyushi/k_naishin/simulation.html