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公立高校入試 旧課程を含む過去問

今回は、公立高校入試の話。

公立入試対策に過去問をやる人は多いのではないだろうか。

例えば平成13年以前に理科の仕事が出題されていたとする。

仕事=力の大きさ×力の向きに移動した距離を使う問題である。

ただし単位が、今年の移行措置の別冊子教科書で学習した内容とは違うので注意が必要。昔の問題にはg重(グラムじゅう)という単位が出ている。

このように過去問では旧課程範囲になっていることがあるので、要注意である。

赤本をやるときは出題範囲まで見てみるとよいだろう。そして所有している自分の「教科書の記述」にまで戻って確認するのを基本にしたい。

ところで、公立高校入試の一般試験は埼玉県では今年からすべてが点数化・透明化される。(国立大学の入試形式に近くなった。)

これまでの判定基準の見えにくい入試から見える入試になる。基準の立て方に関して、内申格差をどう扱うのかという問題は依然として残ったが、すべてが数値化されるという公平さは、入試の大進歩であると感じている。推薦入試という言葉の裏に隠れていた不公平さが消えた。

公立高校の受験生はただ点数を基準に選抜されるということだ。実力をつけることに専念したらよくなった。

試験する側も、受験する側も気持ちがよいものだ。