人は言う。
考えなさい。考える帽子をかぶりなさい、と。
なんでか。考える勉強のなにがいいのか。
公式を覚えて、解法を覚えたら問題は解ける。別に覚える学習でもいいじゃない↑
覚えていられるのならそれでいい。記憶力に自信があるのならそれでもいい。
でも人は忘れる生き物である。
だからメモ帳や手帳、電話帳がある。
覚えるは忘れるのはじまりでもある。丸暗記でよい。ずっと覚えていられるのなら。丸暗記で構わない。30になり40になっても記憶が持続するのなら。
考える学習がよいのは手続きの仕方、公式の導き方を体得するので、忘却に強くなるという点がひとつある。
忘れても再構築することができる。
これはコンピュータにはなかなかできない技だ。
かくして、細かいことは気にすんな。導こみちびこ~。という言葉が生まれた。
いつか忘れたらどうしよう。
忘れたくない。
大丈夫。導くから。
考える帽子(2)へ続く。続きたい。