試験を受ける。学校に行けるか行けないかを決めるのは、学校ではない。大方において本人の意思である。
行きたい学校がある。その時点で合格チャンスは高い。そもそも行きたい学校がない人も多いので、行きたいと強く願っているのならこの時点でグッと近付くだろう。
それに向けて備える。試験に向けて準備をする。継続的に、繰り返しくりかえし。昼も夜も、ときには食事しながらも(お好みで)。これにより合格の確率はドンドン1に近付いてゆくだろう。
なぜなら、得点は勉強をして下がるということがないのだから。
入試範囲の知識が有限である以上、勉強すればするほど得点の期待値は高まるばかりである。得点の上昇はとどまることを知らない。
学校は逃げない。学校の位置は変わらない。近付くのも自分なら遠ざかるのも自分だ。
近付こうと決めるのも自分だ。あきらめるのも自分だ。
模試を受けた。偏差値や判定、そういうものにだまされてはいけない。試験本番は偏差値方式でない(場合が多い)。合計点方式だ。
見るところが違うんだ。問題がなぜ正解できたのか、問題がなぜ正解できなかったのか、そこを見たらいい。準備をしていた単元を落としてはいなかったか、準備の仕方に問題はなかったか。自分がつくり上げた闘い型は通用したか否か、そういう部分をずっと見てゆけばよい。
仕上げたい本がある。100パーセント仕上げられたのだろうか。その本を自分のものにできただろうか。
本番でスコアが9割必要なら、いつまでに8割に届けばよいのだろう。本番で55パーセントとりたいなら、いつまでに45パーセントに届かせたらいいのだろう。いつまでに届かせるのか。
間に合わないのか、間に合うようにするのか、決めるのは学校の方ではない。
行きたい学校がある。それはよかった。スタートラインにもう立っているのだね。あとは進むだけだ。入試という名の通過点、その位置は変わらない。
ほなね。すた、すた、…スタートライン(ななさんで)。
コラボ with サドンデス(名もなき詩から)