たまざつ。
ひまな時間はたいてい予習をしている。あるいは趣味の時間にしている。
専門外のものを予習するのには時間はかかるが勉強になるからよい。そもそも勉強に専門もなにもない。知りたいことを学ぶのが勉強だ。
予習をしていると調べるということが学習の基本であることを確認できる。
教える立場ではなく学ぶ立場の感覚になれたりするのがよい。
自分が子供のときに学んだ時の感覚、自分がいま調べて学ぶときの感覚、そういうものを大切にしたい。
コーチえのもとはテニスが下手だった。素人だったんだ。でもかえって、テニスがうまくなるためのコツを次から次に日替わり定食みたいに紹介してくれた。
ケンケン片足打法とか利き腕の反対で素振りとか目隠し打法とか謎の練習法も多かった記憶があるが、テニス部は常勝チームになっていた。
さらにコーチえのもとはいつの間にかテニスが一番うまくなっていた。50ではじめてうまくなるなんてやっぱり練習や反復は強いんだな~って思った。
彼はどんな部でも優勝レベルに引き上げるそういうやり方をみんなに教えてくれた。
テニス部の前には、前の着任校の卓球部で優勝チームをつくっていたようだった。
たまざつ(終)