ヒカリ

DEEP RIVER 光

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ウチの塾のカリキュラム(1)

090120_1629~01.JPGカリキュラムの組み方にもいろんなものがあるだろう。

ウチのやり方では第一志望校(つまり受験校)の過去問を10~20年分、裏日程まで夏休みにやっている。

中学受験でも大学入試でも存在する限り随分古いところまで夏休みに解いている。センターもセンターになってからの全部を解く。

これがカリキュラムを組む時の出発点であり核である。受験校の過去問だけならひょっとして日本一詳しいんじゃないの?ってくらいのところを子供たちには目指してもらっている。そこを徹底できるか否かを重視している。

理由は自信がつくから。

あとは逆算。総合的に一通りの受験へ向けた学習をはじめるのが、一年前の1月。試験一年前。そこまでは受験勉強はあえてはじめない。

そこから受験対策の勉強を積み重ねるのが1月から6月の半年間。

そうしてまた過去問の夏が過ぎ、9月から12月は本格的な学習に戻すということをしている。

そんなカリキュラムを組んでいる。

じゃあ、一年以上前の時期は?2年前とか1年半前は?

受験対策みたいなものはなにもしていない。

過去問も子供はみない。

特殊な受験特有の変化球も扱わない。

ストレートをもっとまっすぐに!もっとはやく!もっとバシッと投げられるように、練習する。野茂投手があれだけ強かったのは、フォークもさることながら、やっぱり、あのまっすぐがあったからだと思う。

自学という学習姿勢をつけること以外には細かいことはあんまり意識しない。逆に自学しているかどうか、どうしたら自分だけでやるようになるかについてはうるさい。子供たちには、「自分だけのまっすぐ」をつくってほしいから。「一生使えるまっすぐ」をつくってほしいから。

学習姿勢を指導するのは、教科の知識を伝えること以上にたいせつなことだと確信している。

逆に姿勢のよい子であれば、一年という期間は受験を闘える力をつけるのに充分である。

(新シリーズということで、続く・・・)

ほなね。