指導法はたくさんあっていいし学び方も自由であっていい。人には人の、貝には貝のやり方があるだろう。
人は自分の好きなやり方で学べばよい。
あくまで僕の場合ね。
比べる量、元にする量、割合の「くもわ」という虎の巻をぼくはつかわない。教えない。「みはじ」(みちのり、はやさ、じかん)というアンチョコなんかもつかわない。それを伝える時間があるのなら、むしろ割合や時速の意味を伝えたい。
Q.2時間で60キロすすむ車がある。5時間で何キロすすむのか?という問題なら、
1時間あたり何キロ進むのか?という「単位あたりの量」のヒントだけを出している。
田の字表も有効だ。
2時間,60キロ
5時間,xキロ
と、(田の字)表のヒントだけを並べておけば、答えは案外自ずとわかるようだ。キハジより比の感覚の方がたいせつ。
話を戻せば、
時速(という割合)が、みちのり÷じかんという公式になるのは僕は教えていない。
1時間あたり何キロすすむの?と聞けば30キロ!と答えが返ってくる。それを速さ(1時間あたりなら時速)と呼ぶんだね、くらいのニュアンスで伝えている。
ほなね。
※この記事は操作ミスで消えていたので昔の携帯電話から再送信です。シュワッ~~~。