ぼくは学校を見て行って決めるように言っている。
偏差値でふり分けられた中学、高校、大学に入ってゆくのでは、その先の仕事や人生まで偏差値で決めることになるから。
自分の目と身体でみて決めるんだ。
合格できるから行くの?
もらえるから使うの?ということになる。
かつてこんな高校退学者がいた。「入学するまで、この学校を見たこともないし、教育内容も知らなかった。塾の先生がここにしておけといったので、そうしただけ」と告白して高校をやめていった。
また中学と高校が一貫なのが魅力のひとつで入ったはずの学校をやめて高校からは別のところにしようと決めた子もたまにいる(当人にとっては、自分で考えたことなのでよいことだろう)。
事前によく見ていないから起きたとも考えられる。
ぼくは中学、高校、大学、会社など全部じっくり見て決めてきた。部活の先輩から情報を仕入れて予習もしていた。これからも自分で決めるし、子供たちにもそう伝えてゆきたい。
ある中2の子は、高校の先輩とランチに行くと行っていた。そういうのは考える材料になりいいなぁ~って。なぁ~って。
学校だけじゃない。ラケットなら試打してから買うし、ガットだって自分で張ってたぜぃ!!