(獅子舞塾をコラボっております、「名もなき詩」のlionさんとのコラボ記事です。)
1回や2回では理解するのがギリギリで暗記までたどりつけない。
記憶はらせん階段みたいなイメージで、反復すると少しずつ頭に残ってゆく。
経験したことがないだろうか?1回勉強しても20パーセントも覚えてないのに、2回勉強したら50パーセントくらい覚えられ、3回読んだら80パーセントくらい覚えられたみたいなことを。
本やDVDの講義も同じで2回目は1回目の半分の時間で読み進め、倍の定着があるものだ。1回だけやってそのままにしておくのは、らせん理論からすればすごくもったいないことになるよね。
すぐれた講義を聞いたりすぐれた本に学んだりすぐれた集中力をもって勉強するのはそれは大事かも知れないが、意地の反復で、鬼の執念反復で何回もなんかいもなぞるようにこびりつくまで復習を重ねてゆく人にはなかなか勝てるものではない。
電車に乗ればCDやiポッドなんかを毎朝夜の通勤で繰り返しくりかえし聴いているような人達もいて、反復を学習の中にうまく取り入れているよね。
反復学習を強化するものとして語呂というのがある。語呂にしてしまえば頭の中に未来の反復が約束される。そして語呂はたくさんの内容を圧縮してあるので反復しやすく定着しやすい。
★古代フサフサ中流ナイトは心臓せこくてびかってる(示準化石)
★69で抵抗(低気圧高気圧の風の吹き方)
☆過去の判例が戦力だ(火成岩の成分)
★単子葉類→鈴木ユリちゃんのチューリップもろくさいね
★合弁花→辻さん、朝、顔のまわりをタンポポキック
☆1234よーいどん(12酸素水素陽陰)★うちの水道管は太い
☆メダカにっこりいい日旅立ち
★不完全変態→かっとばせ!ごこ(かまきりとんぼばったせみゴキブリコオロギ)
☆完全変態→ハチ、チョウ、カブトムシ、あり、か、が、あぶ、テントウ虫、のみ→はっちょうえんのかぶとがあぶないテントをはるのみ
☆はえ~かーぶは羽二枚
★新幹線は刈り上げ(火成岩)
☆BTB溶液→緑の中を歩く青木さん
☆せきしてちょうくるしむかくさんがきせきのほーむらん(火成岩)
ぼくの手帳にはこういう語呂がたくさんある。自分でつくればいくらでもできそうだよね。
英文をたしかに300文、600文、1200文とおぼえた人同士でも、時間が経てば忘れてしまうので、個人差が出る。同じ英検を受けても通る人と落ちる人が出るのは、復習をするしないの差がつくからだ。確認テストまではみんな復習する。テストがないときに勉強するのがセルフラーニングだ。
同じことを勉強していたら勝ったり負けたりする。どうしても勝ちたい人は他人より反復し、自分で自分をテストし続ける。
ぼくは反復回数が知りたいので音読した英文には、ページに日付を書いてもらっている。多い子は日付が30個50個とたまってゆく(1日1個しかつけちゃだめルール)。
それやりすぎだからっ!って突っ込みをいれてあげるとうれしそうな顔をする。
そんなことをしたら英文を丸暗記してしまうよっ!
そんなことをしたらテストが100点になっちゃうよっ!
うふふ~。
今回の期末でtooをtoと書いて満点を逃した子がいた。
音読を欠かさない子だ。う~ん、う~ん。
まぁよろしい。
ヴォクは毎日腹筋をするようにしていま1か月になる。まだたったの。でもずっと続ける。反復とはそういうことだ。
空き時間ができたらそこで反復をいれたらいい。
ハンマー投げの室伏はクルクルと螺旋練習を繰り返す。
イチローは見るとバットをふっている。
為末選手だってわざとハードルをつかわなかったが代わりにたくさんダッシュを繰り返した。
北島選手は何回も泳ぎ続けて年齢の壁をないものにした。
楽天の山崎は思考訓練を反復し、バッティングが開化した。
テニスの伊達はブランクをはねのける練習をずっと昔からしていて身体がテニスになっている。
鶴丸高校で一番がんばってたあの女の子の英語の辞書は引きすぎて二倍くらいに膨らんでいた。
卓球の愛ちゃんはさぁ~!を繰り返し世界ランキングをあげる。
ギター侍はざんね~ん!と斬り続ける。(なんでそこだけリンクはるかなぁ~・・・なんでぇ?なんで、なんでぇ??)
反復とはそういうことだよね。何回も、張った(波田なだけに)。
ほなねぇ。スタ・スタ。スタアト。
(あっ。どなたでもコラボは大歓迎です、ええ。)