たとえば中3生が高1対象の全国模試を受けたり、高2生が東大実戦模試を受けたり、高2生が高3対象の模試を受けたりする。
あるいは、中学生や小学生が模試に参加し続ける。
緊張する練習ができる。アウトプットする練習ができる。
インプットとアウトプットの距離感がつかめる。
偏差値なんかとれなくていい。
それはちょうど大会前に負けを覚悟でも練習試合に参加するのに似ている。恐らく準備が足りないから勝てない。でも何が足りないか思い知ることができる。普段なにをやるべきか思い知ることができる。受けないよりも受けた方が心の準備が早まる。
これからのぼるべき山の高さならわかる。
はじまりはそこからだ。何番かとか偏差値がいくつかとかは全くもって関係ない。試合に勝つには試合に勝つ練習をするしかない。
そしてどうせ参加するなら、準備をして受けよう。1科目でいい。復習をして呼吸を整えておこう。